ドイツ・スイス旅行①
1年半ぶりのヨーロッパ旅行。
ドイツ・スイスのロマンチック街道を巡る旅。
巨大都市ではなく、中世の香り残る街を行く。
1日目はドイツのハイデルベルクへ。
ここは、ネッカー川のほとりにたたずむ美しい廃城の麓に広がる最古大学街。
1300年ごろ、プファルツ選帝侯の異常として建設され、度重なる戦災による破壊で、改修が繰り返され、廃墟のよう。
装飾や居心地を優先するよりも、あくまでも争いに勝つための城。
そこが、機能美を重んじるドイツの方らしいなと感じた。
気温は20度を超えていて、爽やかな初夏の雰囲気。
上の写真は、フリードリヒ館。
フリードリヒ4世によって、17世紀に建設されたもの。
以降、代々の選帝侯の移住館となっている。
今回も、ヨーロッパの方々が持つ、独特のいい意味での「濃さ」を吸収していきたいと思う。
他人に迎合するのではなく、「It’s me.」と言える個性の強さ。
それを突き通す意志の強さ。
日本に帰ると、安全で自分の身を守る意識も薄くて、顔がほわんとしている人を見る。
安全で気持ちがゆるんで、ホッとするけれど、これでいいかなと思ったりもする。
自分がどうありたいのか、異国の雰囲気に身を晒す度に考えさせられる。
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